皆様、こんにちは!
イーズの河原です。
9月も終盤に差し掛かり、日ごとに秋めいてきた栃木県。
スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋...というふうに○○の秋には色んなものがありますよね!
今回は「読書の秋」ということで、コロナで外出できない今の時期でも、様々な世界に引き込んでくれる本を紹介していきたいと思います。
1冊目の本はダン・ブラウン氏の著書「オリジン(Origin)」です。
この本は2003年に出版された「ダ・ヴィンチ・コード」と同じロバート・ラングドンシリーズの第5作。
題名の「オリジン(origin)」を日本語訳すると「原点、起源」という意味があるように、「人類はどこから来たのか。そして、どこへ行くのか」というテーマを中心に、"宗教"と"科学"という相反する存在を織り交ぜながら、描かれた作品。
見どころは何といっても主人公であるハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドンが様々な国の歴史的建造物などを訪れながら、象徴学者としての知識を擁し、問題を解決するところですね!これまでの作品ではバチカンやフランス、アメリカ、イタリアを訪れており、今回はスペインが舞台となっています。
海外旅行には行けませんが、この本を読んで情熱の国スペインに行った気持ちになれることは間違いなし!
もし本を読むのが億劫な方は、前作の「インフェルノ」や「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」は映画化されているので、見てみるのもありかもしれません!
2冊目の本は、小林泰三氏著「アリス殺し」です。
本作のベースとなっているのは、童話"不思議の国のアリス"
大学院生である栗栖川亜理が現実と夢の世界を行き来し、殺人事件の解決に奔走するという内容になっており、原作"不思議の国のアリス"と同じハチャメチャで無茶苦茶な世界が繰り広げられております。
著者である小林泰三氏はSFやホラー作品を数多く世に出しており、本作もグロテスクなシーンが含まれていたり、過激なシーンを事細かに書かれている部分がありました。
ですが、じれったくもテンポの良い会話は読み手をドンドン不思議の世界に引き込んでくれて、読み終えた後には、しばらく余韻に浸っていたくなるような作品です。
グロテスクなものが苦手でなければ、この本でダークファンタジーの世界にのめりこんでみるのもいいのではないでしょうか?
今回は2つの作品を紹介させていただきました!気になった方は書店でパラパラとページをめくってみてください。
それでは皆様ごきげんよう~!